武蔵野室内合奏団定期演奏会

2017年4月16日、第15回武蔵野室内合奏団の定期演奏会がありました。今年も沢山のお客様にご来場いただき、本当にありがとうございました。

私は第5回からコンサートミストレスを務めており、今年で11年目を迎えました。思えば、その頃とはメンバーが少し変わり、若い人達が随分増えましたね。

今年はソリストに藤村政芳氏をお迎えしてベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を演奏しました。とても繊細な音色が、大ホールの心地良い響きと共に、上品にそして華やかに奏でられていました。素敵な演奏をありがとうございました。

メインのシューマン交響曲第2番の第2楽章は、超難&超速で、ヴァイオリンの皆さんはよく練習されたことと思います。

毎年、本番1週間程前のリハーサルでは、全体的に音程の不安定さ、リズムの不具合、等々、大丈夫かな・・と少し気掛かりな思いをします。しかし、本番ではその不安感を微塵も感じさせない素晴らしい演奏を、団員の皆さんは今年も披露してくれました。

こう褒められるのもこの一時のこと。指揮者の佐々木雄一氏のもとでまた1年間しっかりと、たたき上げられる事でしょう。

来年のメイン曲はベートーヴェン交響曲第3番「英雄」のようです。私も楽しみです。